2011年06月06日

大会社

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【大会社】

 文字を見ただけでも何となく想像つくのが大会社です。ずばり大きな会社です。ふざけてるわけではなく、最終事業年度にかかる貸借対照表に計上された資本金が5億円以上または負債が200億円以上の会社を言います。注意して下さい、かつではなくまたはです。つまりどちらかの条件を満たした時点で大会社となります。

 さて、会社法ではすでに公開会社をご紹介したと思います。この公開会社は株式に譲渡制限を1株でもかけていない会社でした。ではなぜこの様な分類をする必要があるでしょうか?

 少し考えてみると、公開会社や大会社は(そうでない会社と比べて)規模が大きそうだなぁという印象は受けませんか?規模が大きければ株主や債権者などの利害関係者も大勢いそうですよね?つまり社会に与える影響が大きいのです。影響が大きければ、影響の少ない会社と同等の規律で縛るのは少々おかしなことになりかねます。だから、公開会社・大会社特有の規則が存在するのです。簡単に言うと、やることが増えるんですね。

 じゃあ実際に何が違うのか?実はそれはたくさんありすぎてここでは説明しきれません。ですので、今後の各論点において必要に応じて説明していきたいと思います。ではでは。


posted by 蒼麟 at 00:00| 会社法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月04日

公開会社と非公開会社

公開会社と非公開会社_001.png


【公開会社と非公開会社】

 株式会社の所有者たる地位の証として株式が存在することは既にご説明したと思います。実はその株式について、会社法では株式譲渡自由の原則という規定により、株式の自由な譲渡(そのままですが)が認められているのです。理由は@出資の払い戻しが原則禁止であるので、株主の投下資本の回収を保障するためA会社にとって株主が誰であろうとあまり問題ないからです。

 しかし、家族で経営しているような小さな会社において、上記Aの趣旨は合致しません。つまり、まったく見ず知らずの人間が株主となっては困るのです。

 そこで、会社法は株式に譲渡制限をかけることを、定款(会社のルールブックみたいなもの)に定めることで認めているのです。

 非公開会社とは、全ての株式に譲渡制限をかけている会社=完全クローズな会社のことを言います。

 公開会社とは、1株でも譲渡制限をかけていない会社=割とオープンな会社のことを言います。

 ちなみに、公開会社は株式公開をしている会社=上場会社とは何の関係もありませんので注意して下さいね。


posted by 蒼麟 at 11:46| 会社法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月28日

株式会社

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【株式会社】

 株式会社とは、お金を出資してもらう代わりに株式(株主になれる権利、株主としての地位)を発行し、その資金で得た利益を株主に分配する企業形態を言います。

 株式会社の2大特質として@株式とA有限責任があります。Aの有限責任とは、株主の責任は自らが出資した分を上限とし、債権者に対する責任は一切負わないというものです。これは実は凄いことで、会社の所有者は株主であるにも関わらず、彼らの責任を大幅に免除するという、株主にとっては実にムシの良い(?)規定なのです。そして、これによってより多くの人からの資金調達を可能とし、会社を運営し易くするのです。

 人間の心理として、責任をとらなくていいよと言われれば少しホッとしますよね。

posted by 蒼麟 at 11:52| 会社法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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