
【純資産】
以前、貸借対照表の所でものべましたが、純資産とは資産と負債の差額のことをいいます。また、負債が他人資本ですので、その逆で純資産は自己資本でもあります。
純資産での資金調達(株式発行など)は返済義務がなく、資産全体に占める割合が多ければ多いほど安全性が高いとも言えます。ただし、現実的には株主管理コストや配当もあるので、必ずしもそうでない場合も存在しますし、大規模な投資をする場合はあえて借入に頼ることも多いです。
また、純資産も大きく分けて株主資本とそれ以外(本当にざっくりですが)に分かれ、特に株主資本は純資産項目の中で大きな存在感をはなっています。株主資本とは純資産の中で株主に帰属する部分でありますが、ここは特に重要なのでまた次回ご説明したいと思います。
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