2011年06月11日

株式会社の機関設計@

株式会社の機関設計_001.png

【株式会社の機関設計】

 さて、前回は株主が会社の所有者であり、取締役が会社の意思決定機関であると述べました。実はこの2つは株式会社にとってなくてはならないモノ(必需品)なのです。

 株式会社には、会社法で認められたいくつかの機関があります。詳しくは次回に譲りますが、その中に上記2つ、株主から構成される株主総会と取締役があるのです。

 ではなぜこの2つが必置機関なのでしょうか?それを説明するのに、前回ご説明しきれなかった『所有と経営の分離』という考え方が存在します。

 通常、株主は会社の所有者であるものの、その人数や性格は非常に流動的であり、とても全員が全員会社の経営に興味を持っているとは言い難い状況が存在します(だからこそ配当や値上がり目的で資本を募りやすいのですが)。そこで、経営のプロである取締役を所有者たる株主とは別に置くことにより、会社運営の適正化や合理化を図るのです。これが『所有と経営の分離』の考え方です。

 まだ序盤ですが、なかなか奥の深い会社法。次回は残りの機関をご紹介したいと思います。


posted by 蒼麟 at 08:00| 会社法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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